2022年1月22日、「啓蒙の言説圏と浮動する知の境界:貴重書・手稿・デジタル資料を総合した18世紀研究」(科研費基盤研究B)研究グループ及び一橋大学社会科学古典資料センターが、ミニ・シンポジウム「西洋古典籍を巡る書誌と資料研究法の現在 ―『水田文庫貴重書目録補遺;水田珠枝文庫貴重書所収』を中心に」をオンラインで開催します。
西洋貴重書の目録および書誌情報はどのように作成されてきたのか、またその情報が今後の研究にどのように生かされる可能性があるのかについて、実際に実務に携わった経験者が紹介すると案内されています。
定員は250人(要事前申込・先着順)で、参加費は無料です。
内容は次のとおりで、司会は隠岐さや香氏(名古屋大学大学院経済学研究科教授)です。
・講演
「『水田文庫貴重書目録補遺;水田珠枝文庫貴重書所収』編集後記」松波京子氏(名古屋大学大学院経済学研究科招へい教員)
「西洋古典籍と大学図書館―名古屋大学での体験から書誌を中心に―」中井えり子氏(元名古屋大学経済学研究科研究員)
「折記号が示す洋古書の姿」髙野彰氏(元跡見学園女子大学教授)
・全体討論